スウェーデンの夏休み:コロナに負けず遊びざんまいの2ヶ月半、こんな子ども時代アリ?

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    5.島で10日間のこどもキャンプ(ストックホルム市主催)

    ●7月16日〜25日

    (7月18日現在、ここ。)
    参加し始めて今年で4度目のこのキャンプ、今年はコロナで中止になるかと思っていたが学校と同じ扱いで決行された。(子供の世話がない分、時間があってブログを大量生産中。)

    ストックホルム市主催のキャンプで、市が所有してこのキャンプのためだけに使用される島で開催される。小学校1年生から中学3年生のこどもたちを対象に、6月10日から8月18日までの夏休みの間、1週間〜2週間の日程でありとあらゆるプログラムが100種類以上用意されている。

    市が補助金を出してくれ、さらに親の収入によって参加費用が5段階に分けられている。1ヶ月の収入が税込で20000 SEK(23万円)以下の世帯はこどもが何人参加しても無料、それ以上の収入があって子供が複数いる家庭には、きょうだい割引もある。

    【無料の次にもっとも安い参加費用】
    低所得の親が4人の子供を参加させる場合、こどもひとり1泊につき48 SEK(約600円)
    【もっとも高い参加費用】
    高所得の親がひとりの子供を参加させる場合ひとり1泊につき370 SEK(約4,400円)

    情報サイト:https://www.barnenso.se/kollo_sommarkollo
    サイト内に掲載のイメージ動画。(2分30秒)

    以下はキャンプから戻ってからの予定。

    6.友達が1週間、ウチに泊まる

    7月26日〜8月2日

    この夏の長期滞在客はこの子どもひとりだけなので、ホクオははりきってホストとまかない役をするつもり。ほぼいっしょに誕生日を迎えてティーンエイジャーになったばかりのふたりの男の子へのプレゼントに、カヤックで諸島めぐりの冒険を予定している。

    予約したkajakparadiset.seのイメージ画像

    ●8月3日〜7日

    7月18日現在、この5日間だけ予定が入っていない。スウェーデンの学校には宿題はないが、土曜日に行っている日本人学校からは少し宿題が出ているので、ここでまとめてしたいところだが、たぶんできないだろう。息子はすでに、いろんなお誘いをもらっている。

    (2020年7月22日追記:遠くの外国には行けなくても、ヨーロッパ内なら行ける国がいくつかある。本日、スイスへの旅行が可能になったので同居人が計画を立て始めた。)

    7.ヨットで1週間の航海

    ●8月8日〜15日

    ふだん学校のあるときに1週間に1度行っているヨットクラブで、1週間の航海合宿。希望者のみ参加。
    参加費用2300 SEK (約28,000円)

    (所属ヨットクラブのサイトより)

    ●8月19日:新学期開始

    8.自分と比べるとズルイと思ってしまう

    これは、こちらの中学生までの子供たちにはごく一般的な夏休みの詳細だが、いまだに信じられない、アンビリーバブルだ。

    他の多くの家庭でもそうだが、我が家もコロナがなければ外国旅行に行くのと日本からお客さんが来るというイベントが毎年入るので、今年は内容はかなり違うし金銭的にはふだんより地味といえるが、遊びざんまいなのは変わらない。

    ホクオの小学校時代の夏休みといえば、40日あるうち、せいぜい2泊の家族旅行、1泊で親戚の家、数泊で祖父母の家に行くぐらいが大イベントだった。数日間の子どもキャンプに参加したこともあるが、知らない子たちといっしょでとくに楽しかった思い出もない。あとは花火大会、夏祭り、近所の土曜夜市などの日帰り行事がたまにあって興奮したが、何もない日の方がふつうだった。

    朝は近所の神社までラジオ体操に行ってスタンプをもらい、絵日記などの夏休みの宿題をして、芋の子すり洗うようなプールに行って、家の周りで遊んで、かき氷食べておしまい。友達の家に泊まりに行ったり来たりなんて高校生になるまでやったこともないし、高校生になったって1泊ぐらいのものだった。

    それでも思い出すとなつかしいし、当時は、夏休みとはそういうものだと思っていたので不満もなかったが、今になって比べてみると、ホクオの子ども時代の夏休みのお楽しみを全部かき集めても、明らかにこちらの子どもの1年分にも満たない。

    このアンビリーバブルに大きすぎる差を目の当たりにしながら、毎年、ズルイ!という言葉しか浮かばないのだった。

    2020年7月18日、記

    スイスのハイジさんからのおたより

    私の周りのスイス人やこちらに住んでいる日本人も、大人も毎年みんな大方こんな感じです。

    サラリーマンの義弟はこのコロナ禍でずっと在宅勤務だった後、6週間の有給休暇に加えて2週間ほど無給休暇を取って、連日、夫婦で出かけています。

    でも、中には家族でバカンスを取った経験は皆無という人もいるし、きっとスウェーデンでも、ホクオさんが知ってらっしゃる「大方の人」以外で、移民も含め、こういった夏休みを過ごせない人もいるのではないでしょうか?

    人生100年と言っても老後だけが伸びたわけだし、人生50年の時の子供時代に比べて、子供時代の割合がうーんと少なくなってしまった現在、大いに「子供は子供としての時間」を過ごして欲しいです。

    スウェーデンにしろ、スイスにしろ、夏休みにこんな長く遊んだからと言って、優秀な人は優秀! 仕事のできる人はできる! 社会もちゃんと回る!

    それじゃあ、反対に、日本の生活は無意味?とも考えられますが、私の意見は、国が違うから、比べたり真似ても意味がないと思っています。いろんな事が整っているからと言って、それは人間として生活する面での条件ではあっても、「幸せ」に感じるか否かは、個人の問題ですものね。

    スイスのハイジさんからのおたより
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