【ケゾえもん寄稿】この世は仮想現実か、はたまた全能小学生のピタゴラスイッチ遊びか

ケゾえもんイメージキャラクター

「神は存在するか? その4」

(ケゾえもん 2023.5.18. 記)
イーロンマスクはこの世はなにものかが作った仮想現実であり、しかしそうだとしてもそれを確認する方法はないと言っているが私はそれはどうかな?と思う。この世が仮想現実でも、一方まあたとえば全能の世界の小学生のピタゴラスイッチ遊び(最初設定してスタートさせれば一気にそれが起こる)だとしても、その中の登場人物であるわれわれには自律的に動くことを許している。

たとえば仮想現実だとして、内臓もない血管もない脳もない、ただの人間の形をした袋に行動させ社会を作らせ競争させというようなことはできるかもしれない。しかしそれでは作った方はおもしろくないのだ。その人間たちは自分たちがどうして生まれどうして生きているか探求するすべを持たない。それでは探求心は生まれない。私なら私が世界を作ったとして、ただの自律的に動く人形ではなく探求心を持った人間の行動を見たいと思うだろう。それにはその人間たちに自分たちは自然に発生したと信じさせる必要が生じる。

もちろん、私はその全能の存在の趣味を知らない。その存在は探求心を持つ人間には別に興味がないという場合もあり得るだろう。だとしてもこの宇宙には原因があれば結果があるという因果律が明らかに導入されている。それが仮想現実でもピタゴラスイッチ世界だとしてもだ。

したがってこの世は生物がいるならその生物を作りあげる物質が必要だという論理が現に存在しているし、全能の存在がいるとするとその存在はそれらの物質を用意した筈で、現に約100種類の原子を用意したのだ。別の言い方をすると因果律を導入したため人間を作るためには物質を用意しなければならなかったというのがその全能の存在の弱みだ。

もちろんそれだけで話は終わらない。その存在はそもそもこの宇宙を設計したのだ。その存在はビッグバンでストーリーを開始することとしてクォークだの光子だのエネルギーだのの登場物を用意して物理法則さえ慎重に調整して設定した。

つまり相手が全能の存在だからと最初から諦めないで、今回の宇宙を作ったその手口からその存在を感知することは可能なのではないだろうか?ということだ。そもそもその存在は我々にとって全能に近いかもしれないが、ことば通り全能とは限らない。

全能の存在を考察するなど、不可能だと言う人も多いだろうがそんなことはない。
プロ野球の選手に、なんであんな球を投げる、配球が悪い、打撃がなってない、あそこであんなプレイはおかしいだろと野球のできないおっさんがいくらでも文句を言っているではないか。評論とはそういうものだ。
(続く)
ケゾえもん 記



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